欲しいもの。

2004年7月8日
今まで生きてきたなかで。
本当に欲しくて、頑張って手に入れたものっていうのが、ない事に気づいた。

欲しいと思って。
買ったり、どうにかしようとするけれど。
無理なときって諦めてばっかりだったなぁ。
そう思ったら。
私って「こだわり」みたいなものがないのかなと。
ちょっと自分が悲しくなった。

友達っていうのは。
自然と一緒にいるようになった人達のことだし。
合わなかったら一緒にいないだろうし。
だから友達なんだよね。
欲しいって思って手に入れれるものじゃないよね。

彼氏は。
欲しいとは思った。
けど、今すぐ欲しいなんて思った事はなかったなぁ。
一緒にいてくれる人がいたら嬉しいなってくらいにしか考えてなかったし。
友達が出来たことと同じようなものかな。
何かのきっかけと、お互い必要としてたんだろうね。

今欲しいのは、バッグと服と本と。
お金さえあれば手に入るもの。
お金がなくて買えない〜(ノ_・、)シクシク
とかさ。
いつもいっててもさ。
働いてたらお金はできるし。
本気になったらいつでも貯めて、手に入れれるんだよ。
それがわかってるから。
本気で手に入れようとはしないんだろうなぁ。

本気になっても手に入れられないもの。
そういうものが欲しい場合。
私はどうするんだろう。
やっぱり今まで通り、諦めるんだろうなぁ。

小さい頃の記憶。
小学2年生くらいかな。
私の家から、川を挟んだ反対側の街の、毎年行われるお祭りに友達と行こうという話になった。
それを私は家の人に伝えて、行ってくるねと家を出ようとしたら。
「危ないからやめなさい」と怒られた。
私だけ残された。
友達はみんな行ったの。
何で私だけダメなの?って聞いても。
「危ないから」という答えしか返ってこなくて。
また私だけおいていかれた、と思った。
「危ないから注意していっておいで」って送り出してくれる家族が欲しかった。
何でも禁止されて。
面白くなかったし。
反発もした。
それでもダメだった。
無理矢理出て行こうとする私を捕まえる家族達。
小さい頃は力も弱いから。
捕まれた腕を振りほどくことはできなかった。
友達においていかれて。
1人で部屋に閉じこもってないてたことも多かった。

小さい頃に何度も思ったよ。
「私の好きな事は出来ないんだ」って。
諦めて。
大人しく親のいうことを聞くようになった。
友達がお泊り会しようっていってもね。
親はダメだと言うのがわかっていて。
一応。聞いてはみてた。
「行っちゃダメ?」って。
でも絶対ダメだといわれる。
やっぱり反発しようとしたけど。
1回だけ。
お父さんに殴られた。
手を上げるくらい悪い事してるの?私。
ほんとに疑問だった。
親戚の集まりとかで、従兄弟たちは楽しそうに、原チャで九州一周したとか。
そういう話をするの。
だから親戚の集まりは嫌いになった。
私の行動範囲は狭かった。
お泊りに行くのがそんなにダメなの?
そんなに私信用ないんだ。って。
悔しくて泣いてた時期もあった。
それは20歳まで続いてたし。
ついこの間までだよ。
ほんとうちの親ってなんなんだろう。
私の自由奪っておいて。
今更「遊んでばっかりいないで」とうるさい。
遊びたかった時期の私を閉じ込めてたのはどこの誰?

欲しいものは与えてくれたし。
生活も楽なんだけど。
そんなのじゃ満足できなくて。
いつも何かが足りなかった。
けんと付き合い始めて。
知らない場所に出かけるようになって。
やっと、満足感が得れるようになってきて。
やりたいことを出来る楽しさとか。
知らない場所を知る面白さとか。
そういうものに私は魅力を感じるようになって。
それはやっぱり、小さい頃の親の影響なんだろうと思う。

前よりは、手に入れれる嬉しさをわかるようになってきたと思う。
でも。
本当に欲しいものっていうものが見つからない。
私は何を欲しがってるんだろう?
前より楽しいことが増えて。
欲張りになって。
もっと満足が欲しくなってきてるみたいだ。

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