蜘蛛と話す女
2004年6月23日お風呂に入ろうと服を脱いだ。
洗面所兼脱衣所から、お風呂場へのドアを開いて入ろうとした。
すると、足元を何かが横切った。
なんだ?と思い、横切ったものを探す。
水道の蛇口から、シャワー。
シャンプー等がおいてある棚。
あ。
「なんでおまえがここにいるんだよ!」
思わず叫ぶ。
条件反射といっていい。
そこにいたのは、黒い、珍しいかたちをした蜘蛛だった。
どこかダークさを感じさせる蜘蛛。
「なんでこんなところにいるんだよぅ」
「どこから入ってきたんだよ、もう」
そう、ぶつぶついいながらお湯を浴びる。
お湯が飛び散った。
それから避難するように、シャンプーの陰に隠れた。
その近くにあるのは、洗顔のソープ。
顔を洗うものに近づいて欲しくない。
「あ。こら。その近くに寄るなバカ!!」
言うと、ゆっくり移動を始めた。
けれど、私の持ち物にいちいち乗って移動する。
足ケアのブラシとか。
「いちいち乗るなよー、もうー」
目は蜘蛛を追っている。
手は身体を洗ってる。
結構器用?(違
身体を流す頃には、また移動をしていて。
シャワーからのしぶきがかからない位置に移動していた。
湯船につかって。
しばらく蜘蛛のことを忘れていたけれど。
どうしても気になるのが蜘蛛嫌いな性分のおかげ。
棚の方を覗き込んでみた。
どうも落ちつく場所が見つかったらしく動きがない。
「まさか卵でも産んでるんちゃうよなぁ。。。」
そう自分で口に出してしまったら、ものすごく恐ろしい事だと気付いた。
蜘蛛は同じ場所で、身体を揺らしている。
冗談じゃない。
風呂場に卵産まれたら冗談じゃない。
いらんところ、ちょっかい出して自分の方によってきたらいやだから、放置していたけれど。
そういうわけにもいかない心境になった。
棚をつついて刺激してみた。
びくっと蜘蛛が反応した。
私もそれに反応して「おまえこっちくんなよ!」
その自分の声に我に返った。
何を1人で蜘蛛相手にいってるんだろう。
たかが蜘蛛相手にヽ( ´ー`)ノフッ
そうだよ。
相手は蜘蛛じゃん。
妙に強気になった私。
思いきって水をかけようとした。
いっそのこと殺しちゃおうと。
・・・いや。
待て。
蜘蛛って殺したらなんか怖い。
呪われそうだ。
やっぱりやめておこう。
妙に迷信を信じている私。
結局そのまま、お風呂を出るまで蜘蛛に神経集中していた。
かと思ったら。
湯船につかって天井を見上げていると。
また、何かが動いている。
「おいおい・・・またいるんですけど・・・」
黒いものが動いてる。
ごっきーかな。。。
なんで今日の風呂ってこんなに虫がいるんだよ。。。
新しくみかけた黒い物体がいなくなったのを見計らって湯船を出た。
「・・・そういえば蜘蛛どこいったん?」
口に出してみたものの、返事はない。
当たり前だけど。
じゃあ、私は一体誰にはなしかけてたんだ。
ほんとに1人で何やってんだろうと思った瞬間だった。
洗面所兼脱衣所から、お風呂場へのドアを開いて入ろうとした。
すると、足元を何かが横切った。
なんだ?と思い、横切ったものを探す。
水道の蛇口から、シャワー。
シャンプー等がおいてある棚。
あ。
「なんでおまえがここにいるんだよ!」
思わず叫ぶ。
条件反射といっていい。
そこにいたのは、黒い、珍しいかたちをした蜘蛛だった。
どこかダークさを感じさせる蜘蛛。
「なんでこんなところにいるんだよぅ」
「どこから入ってきたんだよ、もう」
そう、ぶつぶついいながらお湯を浴びる。
お湯が飛び散った。
それから避難するように、シャンプーの陰に隠れた。
その近くにあるのは、洗顔のソープ。
顔を洗うものに近づいて欲しくない。
「あ。こら。その近くに寄るなバカ!!」
言うと、ゆっくり移動を始めた。
けれど、私の持ち物にいちいち乗って移動する。
足ケアのブラシとか。
「いちいち乗るなよー、もうー」
目は蜘蛛を追っている。
手は身体を洗ってる。
結構器用?(違
身体を流す頃には、また移動をしていて。
シャワーからのしぶきがかからない位置に移動していた。
湯船につかって。
しばらく蜘蛛のことを忘れていたけれど。
どうしても気になるのが蜘蛛嫌いな性分のおかげ。
棚の方を覗き込んでみた。
どうも落ちつく場所が見つかったらしく動きがない。
「まさか卵でも産んでるんちゃうよなぁ。。。」
そう自分で口に出してしまったら、ものすごく恐ろしい事だと気付いた。
蜘蛛は同じ場所で、身体を揺らしている。
冗談じゃない。
風呂場に卵産まれたら冗談じゃない。
いらんところ、ちょっかい出して自分の方によってきたらいやだから、放置していたけれど。
そういうわけにもいかない心境になった。
棚をつついて刺激してみた。
びくっと蜘蛛が反応した。
私もそれに反応して「おまえこっちくんなよ!」
その自分の声に我に返った。
何を1人で蜘蛛相手にいってるんだろう。
たかが蜘蛛相手にヽ( ´ー`)ノフッ
そうだよ。
相手は蜘蛛じゃん。
妙に強気になった私。
思いきって水をかけようとした。
いっそのこと殺しちゃおうと。
・・・いや。
待て。
蜘蛛って殺したらなんか怖い。
呪われそうだ。
やっぱりやめておこう。
妙に迷信を信じている私。
結局そのまま、お風呂を出るまで蜘蛛に神経集中していた。
かと思ったら。
湯船につかって天井を見上げていると。
また、何かが動いている。
「おいおい・・・またいるんですけど・・・」
黒いものが動いてる。
ごっきーかな。。。
なんで今日の風呂ってこんなに虫がいるんだよ。。。
新しくみかけた黒い物体がいなくなったのを見計らって湯船を出た。
「・・・そういえば蜘蛛どこいったん?」
口に出してみたものの、返事はない。
当たり前だけど。
じゃあ、私は一体誰にはなしかけてたんだ。
ほんとに1人で何やってんだろうと思った瞬間だった。
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