捌け口。

イライラの捌け口。
けんへのやつあたり。
しちゃいけないことだけど。
それでいいとけんはいってくれる。
もとい。
最近それでいいと言ってくれるようになった。

「わがままなところがかわいい」
わがままなんかじゃない。
現実のはなしをしているだけだよ。

「連絡ちょっと遅くなったくらいで怒るな」
なんで連絡くれるっていってくれないの？
夕方にゴハンたべたら連絡するっていっておいて。
電話がくるのは午前1時過ぎ。
そういうのってどうなの？

考えるに考えて。
まだ待つしかないと思っていて。
結論はそれしかでなくて。
日常過ごして。

ここしばらく、仕事のからみのなかった、会社のお気に入りの営業サンとまともに対面して。
改めて。
最初から好きという感情を覚えた自分を。
思い出した。

最初から感情を覚えることなんてめったにない。
だから。
それは根強く印象を残している。
このままこの会社にいれないと思った。
それくらい強い気持ち。
強く確信の持てる気持ち。

惹かれていく自分がいやで。
けんをキライなわけでもないのに。
離れそうな自分がいるのはけんのせいにしようとしている。
そういう自分にも気付いて。
けんでも全然問題ない。
でもダメなことに。
気付きそう。
まだダメだけど。
なんか。
疲れた。

そういう感情全部ひっくるめて。
しっかりしてくれないけんにぶちまけた。
あんたは何で頑張ってくれないの。
大事にしてくれないの。
なんで？
どうして？
そういって。
ぶちまけて。
あとで冷静になって。
自分はなにやってるんだろうと。
更に深く後悔して。
あたりちらしてる自分を思い出したら。
それでもキレずにいたけんがいることに気付く。

けんも成長してないわけじゃない。
わかっていても。
手が届かない場所。
なにもわからない。
責めたあとの虚しさ。
自分の性格がいやになりそうだった。
でもいやにはならなかった。
許してくれるけんがいたから。

自分がわかんない。
実は甘やかされすぎなのかも。