サイアクの朝を迎えて。
今日帰るからと無理矢理決めて。
新幹線の予約をしにJR窓口へ。
しかし、来た意味ないじゃないかといわれ。
最後だし日曜までいてもいいかと決めて。
心斎橋をうろつく荷物抱えた怪しい二人組み。
(決してカップルには見えないはず

ゲーセンいって。
獣王と大花火で大当たりな私。
景品三個も取っちゃった(爆
カラオケいって。
歌いまくる。
それで結構すっきり。
諸悪の根源が隣にいたとしても。
気分次第ではこうも変わるものなのかと。
妙に感心してしまった。

そして迎えた2日目の夜。
事件は幕を開けました。
チェックイン時間考えると。
ビジネスの方が楽。
ゆっくり出来るから。
そういって再びビジネスホテルへ。

そこで発覚した新事実。
また、押し問答がどこからか始まった。
ああ。思い出した。
私が最後だからといってるのにもかかわらず。
メールをやめなかった。
5分に1回の割合で来るメール。
当然誰からかは教えてくれなかった。
そこが不審すぎて問い詰めた。

すると。
「怒らない?」
そういって私を見つめてきた。
しょうがないので、うなずいて聞くと。
「例の告ってきたオンナノコ」
からのメールだった。

だから。
「おまえ正直にいえ。付き合ってる女おるやろ」
問い詰めた。
「・・・うん」
しばらくしてけんは、控えめに大人しくうなずいた。
おまえはそこまで私をバカにしてるのか。
そう叫んで泣いた。
正直いってかなりびっくりした。
恋愛だけは真面目なヤツだったから。
1人だけを愛するタイプだったから。
一応、信じていた私はびっくりした。
でもまあ、ある程度予想はついていた。
手は繋ごうとしないし。
私が辞めてと言ったら前はやめていたメールを。
今は無視して続けてた。

けれど。
私はそういう場面になると特に冷静になれる。
三分経たないうちに泣きやんで。
事の経緯をすべて聞いた。
まだ聞いてない部分もあるかもしれない。
とにかく成り行きを聞きたくて。
何でそういうことになったのか。
知りたかった。

私に夜遅いと言われるのが嫌だったこと。
告白されてからそのコの事が気になったこと。
普通は彼女は近くにいて、相談にのってくれるものだけど、私の存在が遠いから、近くにそういう存在がほしかった事。
1個1個こっちから質問して確かめた。

「だったら結局どっち選ぶの?」
半ばキレかけた私はそう聞いた。
近くに欲しいんなら最初から私にはっきりと「好きな子ができた」といってくれれば。
私はこうして直接確かめにくる事もなかった。
無駄に傷つく事もなかった。
そのコもかわいそうだろ!といった後に。
ふと気づいてたずねてみた。
「そのコには私の存在いってあるん?」
そう聞くと「知ってる」と答えが返ってきた。
は?知ってる?
何それ。
「彼女いてもいいから付き合ってっていわれた・・・」
おまえはどれだけバカなんだと。
涙流しながら叫んだ。

確かに私の存在は遠いから。
責めれないけれど。
誰でもよかったのか。
私とうまくいかなくて。
ちょうどいいところに現れた女を都合よく利用したのかと。
でも、女は得したかもしれんけどな。←ここらへんが冷静。(多分
そんな「彼女いてもいいから」とかいう女が本当に長く続くと思ってるのかと。
そんな女を選ぶのか、と。

そういって。
一応責めはしたけれど。
それを許す自分がいた。
二股されたという事実はかなり痛かった。
苦しかった。
でも、けんが私から離れきれない事を何故か私は知っている。
そして、そういうバカなところが私にとって最大の魅力であるのも確かなので。
私は落ちついて話す事ができた。
けんも私の落ちつきにはびっくりしているようだった。

「こうなる事わかってたからいいたくなかったんだよ・・・」
私と別れるのか、その女と別れるのか。
はっきりして欲しいと言うと。
けんは押し黙る。
「今大切なのは、学校の女なんだよ・・。でも、将来を考えるとしたらおまえしかいない」
ふざけた事ぬかすなと。
普通将来考えるのは付き合ってる相手とだろう。
そう私は思うけど。
間違ってるんでしょうか。

そういうわけで。
日曜日まで答えは待つと伝えた。
そして、二股がバレたけんは、家へ帰ろうとするけれど。深夜十二時過ぎ。
タクシー代もなく。
結局ダブルで寝る事に。
そしてまたこれが。
また触ってくるんですよ。
触らないようにと、ビジネスホテル備え付けの浴衣のなかに、暑いのに私はバスタオルまいて寝たのに。
その苦行(?)すら無に帰した。

結局ヤツは私から離れきれない。
確信した。
本人もいっていた。
「親しくしているにーさんにいわれた。前の女は忘れられないものだって」
ふーん。
前の女ね。
そこにひっかかりを覚えながらも、確かにそうだろうと納得する。
けんが私から離れるわけがない。

けれど、結局けんは、「告ってきたオンナノコ」を選んだ。
今大事なのはそっちらしい。
しょうがないので、私は納得した。
泣きたくても泣けなかった。
1度弱いところを見られると。
全て内側に溜めこんでいるものを吐き出してしまいそうだった。
そして体にも不調さが見られた。
生理でもないのに血が(;´Д`A ```
そんなに私は溜めこんでるんだな、と。
明日帰るまでに、全て忘れ様と思った。

そして二人で過ごす時間は。
最後を迎え様としていた。

-----------------------------------
余談。
早めにホテルにチェックインしたので。
ゴハンを買いにコンビニへ行くと。
ゴキブリいりのおにぎりで。(ぇ
しかも幼虫だけれど、生きてるの。
生きて出てきたの。
えらい気持ち悪い。
けんが食べようとしたら出てきたの。
それで私のショックは最高潮に達したのでした。
ゴッキーだいっきらい!!!!
なんか今一番不幸なんじゃないかと思っちゃいましたよ。
だって。その後コンビニに連絡とって。
本部の方と話しつけて。
結局そのおにぎりの代金返してもらっただけで。
なんか損した感じ。
こっちゴッキー食べてたらどうしてくれるんだよ、まぢで。
名前だしちゃおかな、コンビニ名(笑)
謝罪はもらったけど。
コンビニのバイト君だし?
客なめんなよコラと。
本部にいってやろうかと思っちゃった。
しなかったけど。

そういうわけで続きます。
大阪最終日。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索